顔のたるみ・ほうれい線のコラム

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ほうれい線には種類がある!?タイプ別に見た治療法とは

ほうれい線は、老け顔に見られてしまう大きな要因のひとつです。それは治療で改善できますが、種類に適した治療を受けなくてはいけません。ほうれい線にはいくつかの種類があり、それに応じた治療を受けなければきれいに改善しにくいのです。そこで今回は、ほうれい線の種類やタイプ別に見た治療法についてご紹介します。

ほうれい線は4つのタイプに分けられる

ほうれい線は、種類によってそれぞれ特徴が異なります。その種類は、主に4つ。「皮膚たるみ型」と「骨くぼみ型」、「筋肉型」と「混合型」です。

中でも最も多いほうれい線のタイプは、「皮膚たるみ型」です。皮膚たるみ型とは、皮膚のたるみによってできるほうれい線のこと。無表情のときや仰向けになると目立ちにくいのが特徴です。

また、アジア人には「骨くぼみ型」も多いといわれています。骨くぼみ型とは、小鼻周辺の骨のくぼみによってできるほうれい線のこと。鼻の土台となる骨のでっぱりが少ないことで目立ちます。鼻の付け根の方が特にくぼんでいたり、仰向けになってもほうれい線が目立ったままか、少しだけ浅くなったりするのが特徴です。

「筋肉型」は、頬の筋力が強いことでできるほうれい線のこと。無表情のときや仰向けになってもなくならず、笑うと特に深い溝になるのが特徴です。笑ったときに歯茎が見える方に多いのも特徴です。

そして「混合型」とは、複数のほうれい線が混ざっているタイプのこと。35歳以上の方に多く見られるのが特徴です。

 

タイプ別!ほうれい線ができる原因と対処法

口元のシワ

ほうれい線ができる原因は、種類によってさまざまです。その主な原因と対処法は、以下の通りです。

・皮膚たるみ型

加齢により皮膚の弾力がなくなったり、頬の皮下脂肪が少なくなったり、ダイエットによる急激な体重の変化で目立つようになります。
このタイプのほうれい線を予防するには、肌の弾力を保つことが大切。日頃のスキンケアをしっかりと行うだけでなく、乾燥の原因となる紫外線もしっかり予防しましょう。また、肌のハリを保つタンパク質やビタミン、カルシウムやコラーゲンなどを積極的に摂ることも大切です。

・骨くぼみ型

生まれつきの場合もありますが、加齢により骨吸収が促進され骨が萎縮してしまうことで目立つようになります。
このタイプを予防するには、骨の衰えを予防することが大切。骨を作るカルシウムやミネラルを積極的に摂取しましょう。

・筋肉型

筋肉の力が強く、その動きが繰り返されることでシワが皮膚に刻み込まれ、目立つようになります。
このタイプを予防するには、顔の筋肉を鍛えないようにすることが大切。また、シワを予防するためにもスキンケアをしっかり行いましょう。

・混合型

複数の原因が重なることで目立つようになります。
このタイプを予防するには、基本的に肌の弾力を保つことが大切。また、筋肉や骨の衰えを防ぐためにもカルシウムやタンパク質、ミネラルなどの栄養素も積極的に摂るようにしましょう。

 

治療で治せる!それぞれのほうれい線

ヒアルロン酸注入を受ける女性

ほうれい線は、それぞれの種類に適した治療を受けることで改善できます。たとえば、皮膚たるみ型のほうれい線は、たるみやシワを改善できる治療。骨くぼみ型のほうれい線は、くぼみや凹みを改善できる治療。筋肉型は、筋肉の緊張を弱める効果のある治療。混合型は、その症状に合わせた治療を受けることできれいに改善できます。

【皮膚たるみ型】

・ヒアルロン酸注入
・高周波・レーザー治療
・超音波治療 など

【骨くぼみ型】
・ヒアルロン酸注入 など

【筋肉型】
・ヒアルロン酸注入
・ボツリヌストキシン治療 など

【混合型】

・ヒアルロン酸注入
・高周波・レーザー治療
・超音波治療
・ボツリヌストキシン治療 など

美容クリニックで適した治療を受け、気になるほうれい線を改善しましょう。

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