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専門用語を解説施術辞典

ピコレーザー

マシン

ピコレーザーは老人性色素斑をはじめ、肝斑の治療にも高い効果を発揮するレーザー治療です。ピコレーザーのピコとは、Qスイッチレーザーのナノと同じく長さを表す単位のことで、パルス幅が「ナノ秒」よりさらに短い「ピコ秒」です。レーザーは、照射時間が短ければ短いほど皮膚を熱変性させずに、色素を破壊できるため、その照射時間を短くする研究を重ね、ナノ秒より短いピコ秒での照射ができるレーザーが開発されました。肌の奥にまで届く波長を低出力で照射できるため、炎症を起こすことなく、肝斑の色素を分解、除去できます。どのようなシミに対して使用するのかにもよりますが、肝斑に対する治療は出力を低くして行うため、数回の治療が必要になります。また、黄色、オレンジ、白などの明るい色にも対応しているため、カラフルな刺青やタトゥーの除去も可能です。早く・優しく・各段の効果を発揮する治療ができるようになりました。

基本情報

料金相場

10,000円

25,000円

持続期間 定期的な治療が必要
麻酔 クリーム麻酔/笑気麻酔
痛み 施術中の熱感
ダウンタイム 1週間

メリット・デメリット

メリット

  • 肝斑にも効果がある
  • 痛みが少ない
  • 従来のレーザー治療と比べて通院回数が半分以下

従来のレーザー脱毛は、老人性色素斑に対して効果を発揮するもので、肝斑に対して使用すると色素が濃くなるなど、症状を悪化させてしまうものでした。しかしピコレーザーは、肝斑にも効果を発揮するため、肝斑の改善治療として注目されています。老人性色素斑をはじめ、肝斑、そばかすの治療法として有効なレーザー治療です。レーザーは照射時間が短ければ短いほど熱影響が少なくなり、痛みが少なく、他の組織へのダメージも最小限に抑えられます。ピコレーザーは、非常に短い照射時間で高いパワーを持つレーザーなので、従来のレーザー治療であるQスイッチレーザーと比べて、痛みも治療回数も少なく済むというメリットがあります。炎症後色素沈着などの合併症が少なく、薄いシミにも高い効果を期待できます。また、光熱ではなく、衝撃波でメラニン色素を破壊するため、シミや肝斑などターゲットに対してピンポイントに照射でき、周囲の細胞を傷つけないのも特徴です。従来のレーザー治療の副作用と言われていた、広範囲の内出血や水膨れも最小限に抑えられるため、ダウンタイムも1週間程度と早く普段の生活に戻れます。

デメリット

  • 費用が高い
  • 赤みや水膨れが残ることもある
  • 赤みや水膨れが残ることもある

ピコレーザーのデメリットは、費用が高いことです。レーザー治療の中でも非常に効果が高いですが、保険適用外になるため費用は自己負担になります。1㎝あたりのシミ除去の相場は1万円で、消したい範囲が広ければ広いほど費用の負担も大きくなります。次に挙げられるデメリットは、レーザーを照射したときにできる赤みや水膨れです。ピコレーザーに限ったことではありませんが、施術をした後に赤みが引かなかったり、痛みが残ってしまったり、といった症状が出る可能性があります。また従来のレーザー治療と比べてダウンタイムが短くなったと言っても、ピコレーザーのダウンタイムは1週間ほどかかるため、治療スケジュールを考える必要があります。

よくある質問

治療はどのくらいかかりますか?
ピコレーザーは、背中など広い範囲のシミでも1回の治療で終了できることもあります。しかしシミの状態や症状など、人それぞれ異なるので、1回で終了する方もいれば、2回施術して綺麗になる方もいます。シミの状態によって適した治療を行うために、医師の診察を受け、適切な治療計画を立案してもらいましょう。数回の治療が必要な場合でも、従来のレーザー治療と比べると早く結果が出ます。
ダウンタイムはどのくらいかかりますか?
従来のレーザー治療と比べてダウンタイムが短く、シミ取りレーザーの場合は、1週間ほどかかります。レーザーを照射して翌日には薄い膜のようなかさぶたになりますが、特に絆創膏やガーゼで患部を保護する必要はありません。かさぶたは夏の皮むけのように、1週間~2週間程度で徐々に剥がれ落ちてくるので、自然にすべて取れるまで待ちましょう。
洗顔や入浴はいつ頃から可能ですか?
当日から洗顔や入浴ができます。施術部位は、強くゴシゴシ洗わず、優しく洗ってください。患部は非常にデリケートなので、極力擦らないように気を付け、かさぶたは無理に剥がさないようにしましょう。外的刺激や紫外線の影響によって炎症後色素沈着が残る可能性もあるので、気を付けましょう。施術後の日焼けは避け、日中は必ずUVケアを行うようにしましょう。
治療中に痛みはありますか?
レーザーを照射すると、お肌に対して輪ゴムを弾いたような痛みを感じることがあります。痛みの感じ方は人それぞれ違いますが、ほとんどの患者さんが我慢できる程度の痛みだと言います。クリニックではクリーム麻酔や笑気麻酔が用意されているので、痛みに弱い方や、痛みが怖いという方は麻酔の使用が可能です。肝斑治療の場合は、出力を弱めて行うため、麻酔が必要ない場合がほとんどです。麻酔の種類などは、クリニックによって違うため、カウンセリングの段階で確認しておくことをおすすめします。