顔のたるみ・ほうれい線

専門用語を解説施術辞典

レディエッセ|顔のたるみ・ほうれい線治療

注射

ほうれい線を解消するためには、美容外科での施術が効果的です。美容外科での施術方法には様々なものがありますが、ここでご紹介するのは、レディエッセという施術方法です。
レディエッセは、カルシウムをベースにした粒子を使用した皮膚充填剤を皮膚に注入することでほうれい線やシワなどを治療するもの。メスを使って皮膚を切開する外科的な施術方法よりも身体への負担が軽く、また、レディエッセは一年以上かけてゆっくりと体内に吸収されていくため、ヒアルロン酸やコラーゲンをベースとした皮膚充填剤の注入よりも長期的な効果が実感できるとされています。
また、注入後すぐに効果を実感でき、若々しく自然な表情を取り戻せるというのも人気の理由です。

基本情報

料金相場

30,000円~

~150,000円

持続期間 2年前後
麻酔 局所麻酔、もしくは表面麻酔、静脈麻酔
痛み 麻酔の痛み、術後の痛み
ダウンタイム 3日~7日
たるみの種類 頬のたるみ、ほうれい線、こめかみ、鼻、あご

メリット・デメリット

メリット

  • 高い安全性
  • 長期的に効果が持続

レディエッセは、様々な研究によって安全性が証明されています。ヨーロッパや韓国など多くの国で医療承認を得ているほど。アレルギーテストも必要ありません。また、一度の施術で効果が実感でき、長期的に効果が持続するのもこの施術方法のメリットだといえます。

デメリット

  • 元に戻すのが難しい
  • 皮膚の薄い部分への注入は難しい

レディエッセには、溶解注射がありません。そのため、失敗してもすぐに成分を取り除くことができないというのが、この施術方法の最大のデメリットだといえます。また、硬度の高い成分ゆえに、皮膚の薄い部分への注入には適しません。
ほうれい線への治療には問題ありませんが、まれにその部分の皮膚が薄い人にはおすすめできません。

経験者からの口コミ・評判

プラスの声

30代後半になってから、ほうれい線が目立つようになり、美容外科に相談に行きました。その際にすすめられたのがこのレディエッセという施術方法でした。ほうれい線へのヒアルロン酸の注入やレーザー治療を考えていたのですが、レディエッセのほうが長期的に効果が持続できると聞いて、この施術方法を受けることにしました。成分の安全性が高いという点も安心できる材料のひとつでした。
100%生体適合性のある成分でアレルギー反応を起こすことがないんだそうです。施術も短時間で済んで、すぐに効果を実感できたので、とてもよかったです。治療を受けてから1年ほど経っていますが、まだほうれい線は目立たず、しっかり効果が出ています。

マイナスの声

ほうれい線が気になっていて、レディエッセの治療を受けるか迷っていたのですが、病院の先生から腫れが出やすいと聞き、ヒアルロン酸注入の方を選びました。レディエッセはヒアルロン酸に比べて粒子が粗いため、太い注射針を使わなければならず、そのため腫れやすいんだそうです。人によって腫れ方はまちまちのようですが、人前に出る仕事をしているのでリスクは避けたいと思い、やめてしまいました。

よくある質問

レディエッセは、ほうれい線の治療以外にも効果がありますか?口元のシワや頬やこめかみのくぼみなどにも効果はありますか?
レディエッセは、ヒアルロン酸やコラーゲンに比べて硬度の高い成分なので、深いシワやくぼみの解消に効果的です。そのため、ほうれい線の解消だけでなく、口元のシワや頬のこけ、こめかみのくぼみといったお悩みにも対応できます。多くの美容外科では、こういった年齢を重ねたお肌に多く見られるお悩みにもレディエッセ治療を行っています。また、鼻や顎を高くしたり凹凸を整えたり、輪郭の形成に関する施術の際にも、この方法が用いられています。様々なお悩みに総合的に効果を発揮できるというのが、この施術方法のメリットだといえるでしょう。
レディエッセ治療は安全性が高いといわれていますが、実際どのくらい安全性が高いのでしょうか?
レディエッセは、現在、米国食品医薬品局やヨーロッパCE(ヨーロッパにおける製品安全規格)、韓国食品医薬品安全局などにおいて、医療承認を得た安全性の高い製品です。皮膚充填剤の一部のものにはアレルギーテストが必要ですが、この製品には必要ありません。また、非動物性由来の成分だというのも、高い支持を受けている理由のひとつ。世界中で約80万人以上の人がこの施術方法を体験しています。
レディエッセは持続性が高いと聞きましたが、実際どのくらいの持続性があるのでしょうか?
レディエッセは、注入後約1年から1年半ほど効果が持続するとされています。注入後、成分は繊維芽細胞と呼ばれる組織に入り、カルシウムハイドロキシアパタイトという物質に変化。コラーゲン生成を促す働きをします。その後1年から1年半かけてゆっくり分解されていきます。この間、コラーゲンの生成はずっと行われていくため、長期的な効果が見込めるというわけです。なお、一回目の注入から1ヶ月以内にもう一度注入すると、より高い効果が期待できます。
ほうれい線へのレディエッセ治療の流れを教えて下さい。注意すべき点やダウンタイムについても知りたいです。
ほうれい線を薄くするための施術方法としてレディエッセ治療を用いる際には、まずはカウンセリングが必要です。注入する部位を確認し、説明を受けた後、注入部位への消毒を行い、注射をします。治療を受けるクリニックによって施術方法には若干の差がありますが、多くのクリニックでは極細の針を使用して皮下組織と真皮下層の間に薬剤を注入します。注入後は、当日からメイクやシャワー、洗顔が可能。もちろん入院の必要はなくそのまま帰宅できます。